日本の季節はおもしろい

七夕の節句

七夕は中国の伝説と、日本のおぼんのしたくをするならわしが一緒いっしょになったものです。願い事を書いた短冊たんざくや、七夕かざりを作ってささ竹につるします。かざりにはさまざまな願いがこめられています。

墨で願い事を書く

  • すみをするときは、すずりに水を少し入れ、平たいところですみを立てて、水をつけながら、ゆっくりと「の」の字を書くようにすります。


  • 文字を書くときはしせいをよくし、筆は力を入れずに軽く持ちましょう。

  • 願い事を書いたら笹(ささ)に飾りましょう。

七夕かざりを作る

  • 折り紙などを使って、七夕かざりをつくってみましょう。

  • かざりにはそれぞれ意味があります。

    短冊たんざく
    願い事がかない、字が上手になりますように
    ふき流し:
    機織はたおりが上手になりますように
    紙衣かみごろも
    裁縫さいほうが上手になりますように
    巾着きんちゃく
    お金がたまりますように
    投網とあみ
    魚がたくさんとれますように、
    豊作ほうさくになりますように
    くずかご:
    ものをそまつにしないように
    (かざりで出た紙くずを入れます)
    千羽鶴せんばづる
    家族が長生きしますように