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はじめに

迷路は子どもたちが大好きなものです。
ある程度広い空間が確保できたら、ダンボールでダイナミックな迷路をつくってみましょう。 次のような、簡単なルールをきめておくと作り易いです。

まず、ちょっと広めの入場・出場スペースを確保します。
ここから、迷路に探険にでかけ、無事に全員が戻ってきたか、確認する場所です。これがないと、どこかで、悪魔に襲われてしまって行方不明になっていても確認できないからです。
ここから迷路への入口は小さめにして。中が全部見えない方が、みんなの緊張感が高まります。

つぎに、迷路全体のメインルートを設定しましょう。
会場の空間の形を最大限に利用して、小さな壁があればそれを分かれ道にしたり、窓があればセロハンをはってステンドグラス風にするなど工夫します。つまり、迷路を作る空間の条件を巧く組み込んで、メインの道筋を、ひとつ決めておくのです。

迷路ですからめちゃくちゃでいいように思いますが、ひとつの入口・出口をもった面白いルートは設定しておいて、そこからの寄り道具合で迷路の面白さがでてくるのです。



立体迷路をつくろう